ビジネス英語をつかう

英語圏に留学する

思い切って留学する、という方法もある。社会人になってからでは、今さら語学留学をするような時間的余裕はないだろうから、ビジネススクール、ロースクールなどに留学し、その専門分野と英語の習得の一石二鳥を目指すべきだろう。筆者の場合は、MBA取得のため米国のビジネススクールに留学し、英語力は格段に向上した。正直、始めの半年間くらいは、クラスメイトの英語のネイティブスピーカーの発言がほとんど聴き取れず、そのため、クラスディスカッションになると議論の流れについていけないことが多かった。ただ、そうした環境で2年間もがき苦しむことで、英語力は確実に上げることができた。

ただし、留学する上で、注意しておきたい点は、「留学したからといって英語力があがるとは限らない」という点である。海外の一流ビジネススクールに留学した人を何十人と知っているが、卒業時点での英語力は千差万別である。

留学というのは英語に「ひたる」という点では最高の環境なのだが、そんな環境でも、やはり能動的に英語を「学ぶ」努力をしていない人の上達はたかが知れている。留学中に英語力を大きく上げている人は、ネイティブに英文レポートを添削してもらう、クラスメートが使った英語表現をノートに書き留めておいて自分でもあとで真似して使ってみる、など、能動的に英語を学習する努力をしている人が多い。

誰でも留学するチャンスはある

もしかしたらあなたは留学には興味はあるが、自分には縁遠いことだとあきらめてしまっていないだろうか。筆者も20代後半まで、MBA留学など自分なんかには全く関係ない「スーパーエリート」達の世界の話だと思っていた。しかし、自分の身近にいる人がハーバードに留学してそこでの素晴らしい経験を話してくれ、その人が行けるのならば自分にも手が届くものなんだと気づいた。そして自分も行きたいと強烈に思った。自分が勝手に想像していた「スーパーエリート」なんて人達は存在せず、そんなものは誰でも意志と努力でなれるものなんだ、と。

なので、もしあなたが留学をはじめからあきらめていたら、ぜひ考え直して欲しい。筆者はMBA留学で本当に素晴らしい経験を得たと思っている。MBAで学んだことと英語力だけではなく、世界中に友人を得たこと。そして2年間の海外生活経験は、人生の宝物になった。

モチベーションを上げる

とはいってもMBA留学したり、グローバル企業で働くにはそれ相応の覚悟と努力が必要で、くじけそうにもなる。そんなとき、モチベーションを上げてくれた本を紹介する。

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